9月27日からドイツで開催されていたネーベルホルン杯
世界選手権でオリンピックの出場権を取ることのできなかった国の最終予選です。
日本ではアイスダンスとペアの出場権をかけた試合でした。
ペアの須藤澄玲&フランシス・ブードロー・オデ組は残念ながら実力を発揮できずに出場権を獲得することができませんでした。
アイスダンスの村元哉中&クリス・リード組は見事2位になりオリンピックの出場枠を獲得することができました。
ショートもフリーもとても素敵でした!!
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「団体戦ほぼ確実」
というニュースについて少し詳しく調べてみました。
団体戦に出場できる条件
団体戦に出場できる国は国別ポイントランキングの上位10カ国
最低でも3つの種目に出場しなければならない
個人戦にエントリーしている選手のみ出場が可能
1種目のみに限りオリンピックの出場権のない選手を団体戦にエントリーさせることができる
団体戦のみのエントリーの選手でもミニマムスコアをクリアしていないといけない
国別のポイントって?
平昌オリンピックの場合は2016−2017シーズンの世界選手権、欧州選手権、四大陸選手権、世界ジュニア選手権
オリンピックシーズンの2017年のジュニア含むグランプリシリーズ、グランプリファイナルに出場した選手の獲得したポイントを国ごとに合計したポイント
昨シーズンの大きな試合と今シーズンのグランプリシリーズまで含めて計算されます。
ISUの世界ランキングは2シーズン前のポイントも含まれているため全く別に計算する必要があります。
グランプリシリーズが残っているため「ほぼ」出場確実
現時点ではまだ確定ではありません。
しかし
現在日本ぼポイントは4番手
すでに昨シーズンの結果が含まれた状態のため10位以下に落ちることは考えられません。
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ペアは誰が出場??
団体戦には1種目に限りオリンピック出場権を持っていない選手を派遣できます。
今回アイスダンスは自力で出場枠を獲得したためペアで団体戦のみの派遣ができることとなりました。
しかし
日本のトップである須藤澄玲&フランシス・ブードロー・オデ組のフランシス・ブードロー・オデ選手はカナダ国籍のためオリンピックには出場することができません。
日本国籍のカップルが出場することとなります。
昨年の全日本では優勝が須藤澄玲&フランシス・ブードロー・オデ、2位が須藤海羽&木原龍一組です。
ミニマムスコアは?
オリンピックのミニマムスコア
男子シングル SP:25.00 FS:45.00
女子シングル SP:20.00 FS:36.00
アイスダンス SD:19.00 FD:29.00
ペア SP:20.00 FS:36.00
ミニマムスコアとは毎年ISUが決めていますその大会に出場できる最低点数です。
TES(技術点)のみの数字です。
国際B級大会でもミニマムスコア認定の対象となります。
昨シーズン全日本選手権2位の須藤&木原組は
アジアンオープントロフィーではショート22.58 フリー49.43
昨シーズンの四大陸選手権でもショート28.65 フリー39.20とすでにクリアしているためこの調子でいけば出場可能かと思います。
(間違いがありましたらコメントお願いします。)
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